モデル建物法・標準入力法 ​計算マニュアルの変更点

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目次

Ver.3.11の変更・明確化事項

2026年10月版で変更・追記・明確化された取扱いを整理​

① 保温区分の継続・確認

保温仕様の選択肢が改訂​
「裸管、保温仕様A~D」​
の新しい整理へ変更​
旧仕様との混在は原則不可​

② 評価対象の明確化

給湯往管・返湯管​
熱源配管・太陽熱利用配管​
コージェネ排熱回収配管​
も対象として整理​​

③ 性能評価方法の明確化

線熱損失係数 W/(m・K) で
A~Dを判定
​JIS A 9504以外の保温材も比較評価​
カタログ・計算書の整備が重要

④ 外皮根拠の拡充​

外皮計算シート​
住宅版外皮計算資料
​熱伝導率・熱貫流率の根拠拡大​​

⑤ 開口部の追記​

ダブルスキン
​エアフローウィンドウ
​性能根拠資料の扱いを追加​

⑥ 審査照合の強化​

標準入力法では給湯箇所名称を必ず記載
​図面との照合性を確保
​対象・対象外用途は原文に沿って個別確認​

標準入力法 新マニュアル​
https://building.lowenergy.jp/file/webprov3_manual_20261001.pdf

モデル建物法 新マニュアル​
https://building.lowenergy.jp/file/modelv3_manual_20261001.pdf

2026年10月版 主な変更・明確化事項

制度変更と、従来ルールの再確認・明確化を区別して整理

区分・項目​従来の取扱い/表現今回の変更実務上の注意点​
モデル|保温仕様​旧区分による仕様選択​裸管、保温仕様A~D​旧仕様との混在を避ける​
モデル|対象配管​給湯往管・返湯管が中心​熱源・太陽熱・排熱回収
配管を明確化​
系統図で対象範囲を確認​
モデル|HW4​建物内で一番悪い仕様​主要な給湯・熱源配管の
最下位仕様
選定根拠を保存​
共通|性能評価​保温区分による評価​線熱損失係数を利用可能​カタログ・計算書を添付​
標準|保温基準​従来版A~D​令和7年版基準へ更新​過去資料を再判定​
標準|熱源配管​部位の扱いが不明確​配管・バルブ・フランジを整理​部位別仕様を照合​
標準|最大口径​給湯配管の最大口径​呼び径による最大口径​外径と混同しない​
標準|外皮入力​根拠・入力関係が限定的​根拠拡充、U値直接入力を優先​採用値と資料を統一​
標準|名称・用途​名称記載が不統一​名称必須、雑用水用途を整理​図面と入力名称を一致​

モデル建物法の主な変更・明確化​

HW4は主要な給湯・熱源配管のうち最も下位の保温仕様を採用​

保温仕様と混在ルール​

裸管、保温仕様A~Dは2023年4月に移行済み。
今回版でも継続裸管を除き、改定前後の選択肢は混在不可​

評価対象配管の拡大・明確化​

給湯往管・返湯管に加え、熱源・太陽熱利用​
コージェネ排熱回収配管を整理​​

線熱損失係数による判定​

線熱損失係数を算定・比較し、該当する保温仕様A~Dを判定​
JIS A 9504以外の保温材も比較評価可能​​

HW4の判定方法​​

主要な給湯・熱源・太陽熱・排熱利用配管のうち最も下位の仕様を採用​

根拠資料の拡充​​

断熱材の熱伝導率はJIS試験値・計算値・住宅外皮計算プログラム等を利用可能​​​

その他の追記​​​

ダブルスキン等の開口部資料を追加​
給湯設備の対象例を修正し「食洗機用給湯」を追記​

標準入力法の主な変更・明確化​

詳細入力だからこそ、配管口径・部位・名称と図面の整合が重要​

保温仕様A~Dを更新​

令和7年版基準によるA~Dを確認​
従来資料を流用する場合は仕様区分を再確認​

線熱損失係数を追加​​

特殊保温材・独自仕様を評価​
線熱損失係数表を追加​

熱源配管の扱い​​​

主要熱源配管を評価。
バルブ・フランジは当面評価対象外(保温推奨)​​

最大口径の定義​​

最大口径について​「呼び径による最大口径」として明確化。
原文確認を前提に運用​

外皮入力の根拠​​​

外皮計算シート、住宅版外皮計算資料、住宅版技術情報の物性値を利用可能​​

熱貫流率の優先順位​​​​

熱貫流率の直接入力を優先​
建材積上げ入力との関係を整理​)​

給湯箇所名称​​​

審査者が図面と照合できるよう「必ず記載」を明記​

対象外用途例​​​​

給湯設備の対象・対象外用途例は
マニュアル原文と用途別入力条件を個別確認​​​

モデル建物法と標準入力法の比較​

共通改訂と、計算方法ごとの実務差を切り分ける​

論点​モデル建物法​標準入力法​
保温区分​裸管、保温仕様A~D​​保温仕様A~Dを令和7年版へ更新​
配管性能​最下位仕様をHW4へ入力​​口径・部位等を詳細入力​
線熱損失係数​カタログ・計算書から入力可能​​係数表を用いた詳細評価​
熱源配管​対象範囲を明確化​​主要配管、バルブ、フランジを整理​
外皮根拠​熱伝導率根拠を拡充​U値の直接入力優先と物性値範囲拡大​
審査対応​​代表仕様の選定根拠が重要​​名称・図面・仕様書の一対一照合が重要​​

実務フローの変更ポイント​

改訂対応は「仕様確定 → 根拠収集 → 入力 → 図面照合」の順で管理​

①

配管範囲を特定

給湯往返・熱源​
太陽熱・排熱回収​

②

保温仕様を分類

裸管/A~D/​
線熱損失係数​

③​

最下位仕様を確認​

モデル法HW4の代表値を決定​

④​​

根拠資料を紐付け

仕様書・カタログ​
・JIS値・計算書​

⑤​​

図面と照合​

呼び径・主要配管・給湯箇所名称​

要注意  旧資料の流用時は、保温区分・呼び径・評価対象配管・名称表記を現行マニュアルで再確認する

設計・申請チェックリスト​

変更・明確化事項による手戻り防止に、案件開始時と申請前の2回確認​

モデル建物法・共通​

  • 採用する計算方法とマニュアル版を明記
  • 給湯・熱源配管の対象範囲を図面で着色​
  • 配管保温仕様A~Dまたは裸管を特定
  • 特殊仕様は線熱損失係数の根拠を入手​
  • 最も低い保温仕様を特定​

標準入力法・詳細確認​​

  • 最大口径を「呼び径」で確認
  • バルブ・フランジは当面評価対象外、保温仕様は確認​
  • 給湯箇所名称を図面と一致させる​
  • U値・λ値の根拠資料を保存
  • 食洗機・洗濯機用途は原文と用途別条件を確認​

結論 仕様書・系統図・機器表の整合管理が改訂対応の中心​

ZEB提案から補助金申請までをワンストップ支援​

Point 1!​

省エネ​計算

初期の省エネ数値をスピーディーに計算いたします​

Point 2!​

ZEB提案

ZEB等の省エネ数値向上に資する​提案をいたします​​

Point 3!​

申請​ 適判​ BELS​ CASBEE​

ZEB等の省エネ数値向上に資する​提案をいたします​​

Point 4!​

BIMモデル​作成​

2-D, PDF図面から
省エネ計算用の​BIMモデルを作成いたします​​

Point 5!​

補助事業​申請

ZEB・既存建築物の​補助事業申請の相談も対応いたします​
案件数もご相談ください​​​

<お問い合わせ先>

ホームページ
https://implat.co.jp/contact/

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