住宅の基礎省エネ計算変更ポイント解説

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2026年11月1日申請分から、基礎の計算方法が変わります

根入れ300mm以上はUA値に影響し得るため、設計初期に「計算方法」と「対策」を決めることが新常識となります。

  • 申請する前に確認するポイント
    1. 根入れ条件の見落とし:300mmを超える基礎形状を早期に抽出。
    2. UA値の悪化:規定値だけではなく早見表・任意評定も比較。
    3. 申請直前の手戻り:採用仕様・範囲・根拠資料を図面に反映。
  • 「根入れ300mm」を超える案件は、計算開始前に基礎断熱仕様を確定しておくと、後の工程がスムーズです。
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新基礎計算は、外皮計算のUA値に影響

地盤と基礎壁の熱損失を、従来より厳密に評価。BEIではなく、まず外皮性能への影響を確認する。

  • 旧基礎計算は「GL+400mm以下を地盤側として扱う」。新基礎計算は「基礎壁(外壁)と地盤を分けて評価
    →その結果、基礎の線熱貫流率 ψがUA値を左右する。
  • 設計側の確認項目
    1. 土間床上端と地盤面の高低差。
    2. 床下空間の有無。
    3. 基礎断熱の位置と連続性。
  • 判断の軸は「基礎形状 × 断熱仕様」。添付図の評価範囲も“旧→新”で再配置が必要。
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基礎形状ごとの注意点|11月1日申請分から

「根入れ300mm超」「段差・崖」「地下室・下がり床」は、計算開始前に個別確認。

300mm超、段差敷地、地下室・下がり床は、計算開始前の事前検討対象。

  1. 通常確認  標準|平坦地根入れ300mm未満): GL・土間床上端・基礎底盤を確認。
  2. 事前検討  要注意|深い根入れ根入れ300mm超): UA値への影響を確認。早見表・任意評定も比較。
  3. 区間別確認 要注意|崖・段差敷地地盤面が一様でない): 高低差がある外周を抽出し、評価範囲を明確化。
  4. 個別確認  要注意|地下室・下がり床床が地盤面より低い):接地条件と基礎壁の範囲を断面図で確認。

共通チェック

  • GL
  • 土間床上端
  • 根入れ寸法
  • 床下空間
  • 基礎断熱範囲
  • ψ値の根拠
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UA値が厳しい場合は「3段階」で対策

規定値で固定せず、早見表、任意評定へ順番に検証する。申請時に根拠が追える状態まで準備する。

STEP 1

規定値で計算

最初に影響度を把握

STEP 2

早見表で再計算

一般仕様で改善余地を確認

STEP 3

任意評定を採用

目標UA値に必要な仕様を選定

申請前に揃える4点

  • 採用する ψ値と根拠表
  • 適用範囲を示す図面
  • 基礎・床・壁の断熱仕様
  • 任意評定書(採用時)

11月1日に向けた、社内の事前準備

案件抽出、設計判断、資料整備の順に前倒しし、申請直前の仕様変更を防ぐ。

① 案件を抽出

11月1日以降の申請予定

根入れ300mm以上を識別

設計担当 + 省エネ担当

② 計算方法を決定

規定値 → 早見表 → 任意評定

UA値とコストを比較

省エネ担当 + 設計担当

③ 申請資料へ反映

ψ値、適用範囲、断熱仕様

根拠書類を一式化

申請担当 + 品質管理

「根入れ300mm超」は、自動的に事前検討対象としてチェックする

適用日:2026年11月1日申請分から

11月1日切替に向けた推奨スケジュール

制度切替日は固定。9月・10月に対象案件と採用仕様を確定し、11月申請へ備える。

区分9月|対象抽出10月前半|検証10月後半|確定11月1日~
申請案件11月以降の案件一覧化根入れ・地盤条件確認対象案件を最終確定新基礎計算
計算・仕様規定値で影響把握早見表・任意評定比較採用ψ値と断熱仕様決定確定仕様で申請
図面・資料必要断面図を収集適用範囲を図面化根拠表・評定書を一式化審査照会に対応
社内運用チェック欄を追加設計・省エネ担当共有申請前レビュー旧評価方法は使用不可
→→→→→→→→ 前倒し準備期間 →→→→→→→→

制度上の切替:2026年11月1日以降の申請物件は「新基礎計算」

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