インプラットのセキュリティー方針~情報を守ることは、お客様の信頼と事業を守ること~

目次

なぜ今、セキュリティ対策が必要か​​

小規模企業でも「取引先を含むサプライチェーンの一員」として対策が求められます。​

守るもの​
  • 顧客から預かる設計図・仕様書​
  • 省エネ計算書・申請データ
  • BIMモデル・見積・単価情報​
  • 個人情報・契約情報
起きる影響​
  • 受注・契約解除​
  • 顧客・取引先への波及​
  • 調査・復旧・賠償コスト
  • 信用低下・取引継続への影響​
基本姿勢​
  • ゼロ事故を願うだけでなく備える
  • 迷ったら共有し、単独判断しない​
  • 最小権限・最小保有・早期報告​
  • 定期点検し、継続的に改善

セキュリティは全員の日常業務です。​

現在、特に注意すべき6つの脅威​

攻撃だけでなく、誤操作や設定不備も情報漏えいの主要因になります。​

① フィッシング
偽メール・偽サイトで認証情報を盗む​

② ランサムウェア
データを暗号化し業務を停止​​

​③ 誤送信・誤共有​
宛先、添付、公開範囲のミス​​​

④ アカウント侵害​
使い回し・MFA疲労攻撃​

⑤ 端末・媒体紛失​
PC・スマホ・USB・紙図面​​​

⑥ 生成AI・なりすまし​
機密入力、偽社長・偽取引先​​​

見えない脅威は日常業務から侵入する​​

インプラットが扱う情報と管理区分

案件情報は、建物の用途やセキュリティ動線を含む場合があり、想像以上に機密性が高い情報です。​

< 区分 >​主な情報​アクセス取扱いルール​
機密顧客指定の機密情報、重要施設図面、ID・パスワード​指定者のみ個人端末保存・外部AI入力禁止​
極秘​設計図、BIM、計算書、見積、契約、個人情報​案件関係者のみ​Box等の指定場所で管理​
社内​社内手順、議事録、教育資料​社内メンバー​社外共有は承認後
公開​Web掲載済み情報、公開パンフレット​制限なし​公開元と版を確認​

判断に迷う情報は「機密」として扱い、共有前に責任者へ確認する。​

全員が守る「10の基本ルール」

高価な製品より先に、日常のルールを確実に実行します。​

図面・計算書・BIMデータの安全な受け渡し​

案件単位の保管場所とアクセス権を明確にします。​

STEP
受領

送信者・案件名・版を確認​

STEP
保存

指定の案件フォルダへ格納​

STEP
共有

必要な人だけに

STEP
返却・削除

完了時に顧客条件どおり処理

STEP
記録

送受信・権限・削除を残す​

運用ルール

禁止​
  • 私物Dropbox・Google Drive​
  • 個人メールへの転送​
  • 無断のUSB持出し​
必須​
  • 案件名・版・送信先の確認​
  • 権限は閲覧/編集を使い分け​
  • 終了後の返却・削除​
推奨​
  • リンク期限・ダウンロード制限​
  • 重要データの暗号化​
  • アクセス履歴の確認​

不審メール・誤送信を防ぐ​

「急いで」「秘密で」「今すぐ送金」は、別経路で確認する合図です。​

開く前​
  • 表示名ではなくアドレス確認​
  • URLはクリック前に確認
  • 予期しない添付は開かない​
  • 送金・口座変更は電話確認​
送る前​
  • 宛先・CC/BCCを再確認​
  • 添付ファイルと案件名を照合​
  • 機密情報はリンク共有を優先
  • 大量送信は一斉送信しない​
開いてしまったら​
  • ネットワークを切断​
  • 画面・時刻・操作を記録​
  • パスワード変更は指示後​
  • すぐ責任者へ連絡​

迷惑メールを削除して終わりにせず、同様の被害を防ぐため社内共有する。​

生成AIの安全な利用ルール​

便利さより先に、入力データ・契約条件・出力確認を管理します。​

入力しない​

  • 顧客図面・BIM・未公開仕様​
  • 個人情報・契約・見積情報
  • ID・パスワード・社内機密​

利用前に確認​

  • 顧客または契約上の承諾​
  • 学習利用されない契約条件​
  • 会社指定アカウント・サービス​

出力を確認​

  • 正確性・完全性・最新性
  • 著作権・第三者権利
  • 成果品利用時の説明・記録​

顧客情報を含む場合は、匿名化だけで自己判断せず、利用前に責任者へ確認する。​

PC・スマートフォン・在宅勤務​

端末は「情報を持ち歩く箱」。紛失しても漏えいしない状態をつくります。​

端末
  • 会社承認端末を使用​
  • ディスク暗号化・自動ロック​
  • 管理者権限を日常利用しない​
  • 紛失時の遠隔ロックを準備
社外・移動​
  • 公共Wi-Fiを避ける​
  • 周囲から画面を見せない​
  • 車内・飲食店に放置しない​
  • 紙図面は必要最小限​
在宅​
  • 家族と端末・アカウント共有禁止
  • 会議画面・音声の漏れ防止​
  • 印刷物を放置しない
  • 作業後は指定場所へ保存​

事故・そのおそれを発見したら​

「確定してから」ではなく、「おそれ」の段階で直ちに報告します。​

STEP
止める

端末をネットワークから切断。勝手に電源を落とさない。​

STEP
伝える

責任者へ直ちに報告。顧客へ直接回答しない。

STEP
残す

時刻、画面、メール、操作内容を記録。削除しない。​

STEP
守る

同一アカウント・共有先・関連案件への拡大を確認。​

第一報に必要な情報:発見時刻/対象端末・アカウント/案件・顧客/何をしたか/現在の状態​

会社として整備する最小限の仕組み​

少人数組織だからこそ、責任者・記録・代替連絡先を簡潔に決めます。​

責任体制​

  • 情報セキュリティ
    責任者​
  • 不在時の代行者
  • 外部IT
    法務連絡先
    ​

資産管理​

  • 端末
    アカウント台帳​
  • Box共有先
    権限一覧
  • 更新
    バックアップ記録

人の管理​

  • 入社時教育
    誓約​
  • 委託先への同等義務​
  • 退職
    終了時にID削除

点検・改善​

  • 月次:
    アカウント確認
  • 四半期:
    権限・復元確認
  • 年次:
    教育・訓練・改訂

対策は「実行+記録」で完了です。​

月次セルフチェック​

5分で確認し、未実施項目は改善期限と担当を決めます。​

  • OS・ブラウザ・業務ソフトは最新か​
  • MFA未設定アカウントはないか​
  • 不要なBox共有・外部招待はないか
  • 退職者・終了委託先のIDは削除済みか
  • バックアップから復元できるか​
  • 不審メールや誤送信を共有したか​
  • 端末・USB・紙資料の所在は明確か
  • ​生成AI利用が契約・社内ルールに適合するか

異常・紛失・誤送信・不審操作は迷わず「直ちに報告」​

初動連絡票(社内記入用)​

事故時は、この項目をわかる範囲で記入し、責任者へ共有します。​

発見日時​  年  月  日  時  分
発見者​
対象端末/メール/アカウント/Box/紙/その他
案件・顧客
発生・発見内容
行った操作
現在の状態接続中/切断済/不明​
関係する情報​個人情報/設計情報/見積・契約/認証情報/不明​
証拠保全​画面・メール・ログ・写真・メモ​
連絡状況社内責任者/IT支援先/顧客(責任者判断後)​

インプラットが採用している業務ツール​

業務データは会社指定のツールで取り扱い、私物サービスへの保存・転送を行いません。​

メール・Office
Microsoft 365 Business​

リコージャパン株式会社との代理店契約により、​

セキュリティ対策とサポート体制を強化しています。​
     

コミュニケーション​
Microsoft Teams・Box Business​​

社内連絡・会議・情報共有はTeams、​

図面・業務ファイルの保管と共有はBoxを使用します。​
Boxもリコージャパン株式会社との契約です。

ファイル送付・共有
協力会社用インプラットドメインメール​

協力会社にはインプラットドメインのメールアドレスを付与し、会社管理の業務アカウントとして運用します。​
     

BIMデータ共有​
Autodesk Revit・Foma連携​​

BIM連携にはAutodesk Revitを採用し、​Foma連携によるBIMデータ共有を行います。​
共有対象と権限は案件ごとに確認します。​

Microsoft 365とBoxをリコージャパン株式会社経由で契約し、
セキュリティ対策とサポート体制を強化しています。
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