建築物のライフサイクルカーボンについて

さて、「建築物のライフサイクルカーボン」という言葉を聞く機会も増えてきたと思います。
これは、新築・既存・解体時に発生するカーボンをいかに削減していくかを可視化することで、
新築時に発生する「アップフロントカーボン」、「エンボジットカーボン」、「オペレーショナルカーボン」
を合わせて、建築物のライフサイクルカーボン「ホールライフカーボン」で構成されるものです。

国際的には、すでに欧州を中心に法制化も進んでおり、日本では今年6月に評価ツール
「J―CAT」(ジェイキャット)が、IBECから公開されました。
これにより、「ネット・ゼロ・カーボンビル」という概念が生まれ、その評価軸にJ―CATが
利用されて来るようになります。
インプラットでは、将来このJ―CAT評価サポートも視野に入れ、もっか勉強中です。

■イメージ図

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